キヤノン社から、カラー液晶搭載の電子辞書「WordTank S500」が発表されています。解像度2.4"/QVGAのカラー液晶を搭載しており、内蔵する辞書は広辞苑第6版/漢字字典/マイペディア/英和辞典/和英辞典の5つで、4400点のカラー画像と2800点のモノクロ画像を含んでいます。ちなみに、文字表示は16/24/48ドットで行なわれます。多分、切り替えができるとは思いますが。電子辞書としては珍しい縦型の本体は、入力キーにひらがな50音配列を採用しています。この配列は初期のワープロや特殊用途の入力に採用された事はありますが、最近の製品では珍しい配列です。おそらくは、文字表示とあわせて、ご高齢の方々への普及を目指す商品であろうと思われます。漢字表示でも、48ドット表示であればかなり滑らかな表示になる上、大きなサイズでの表示になります。また、ご高齢の方にはパソコンのキーボードにアレルギーをお持ちの方も少なくなく、むしろ50音順の配列の方が分かりやすいのではないかと思うのです。それにしてはキーサイズが小さいとか、画面が小さすぎると言うきらいもあるでしょうが、その辺りはコストとの兼ね合いな部分もありますから。9/11からの販売が予定されており、オンラインでの販売価格は25000円(税込み)です。
参照:wordtank S500
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