CASIOが米国の教育機関向けに販売を予定している、グラフィカルなプログラム電卓「fx-CG10/PRIZM」です。プログラム電卓と言うにはかなり大きく、売りの一つであるグラフィック表示部分が相対的に小さくなってしまいましたが、それでも384 X 216の解像度を持ち、表示可能色は64K色になります。機能選択はアイコン表示ですが、タッチパネル形式ではなさそうです。表示部には低消費電力の素子が使われており、乾電池では140時間、充電式のバッテリでも85時間の使用が可能です。教育機関向けなので、この画面にはグラフ表示が可能で、数値入力も範囲指定から表計算形式での入力、画像表示等も可能になっています。この辺りは特殊な機能になりますが、USB接続で特定メーカーのプロジェクタと接続して、大画面に表示する事が可能です。教える側が多数の生徒に見せるにはもっとも手軽な方法ですが、今までのプログラム電卓レベルでは搭載した例はありません。フラッシュメモリは16MB搭載していますが、そのうち10MBはシステムが使用しています。オンラインでの販売価格は$129.99です。現時点で、国内への投入予定はなさそうです。
参照:Casio PRIZM
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