Argo Medical Technorogies社では脚部麻痺等で歩行ができない方向けの補助外骨格「ReWalk」の販売を、来年1月よりワールドワイドで行なうと発表した様です。ただし、お値段は$100,000-程ですが。
同社製のReWalkは脚部の外側に沿って駆動部を固定するタイプの製品で、制御部及び電源は背中に背負う形式になります。もちろん、外骨格部だけで歩行はできませんし、ターゲットとなるクライアントも一人では歩けない方になります。とは言うものの、装着者の状態もありますので、完全自立とまではいかない様ですが、松葉杖をついて歩く程度にはなる様です。車いす以外に移動の手段がなかった方の中には、これを使用する事で自分でたって歩く程度の事ができる様になるかもしれません。車いすでの移動では、骨粗鬆症を始めとする運動不足に起因する状況になったり、移動にかなりの制約がつく事になりますので、ReWalkによる歩行が可能になれば二重の意味で症状も快方に向かうのではないかと期待されます。
ワールドワイドでの販売とは言っても、商品の性格上、メンテナンスやリハビリテーションが必要なため、$100,000-払ったら誰でも使えるのかと言われると、そこには一抹の不安と疑問が残る訳ですが。
参照:Products「ReWalk™」
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