BTTFシリーズのホバーボードに衝撃を受けた方も多いでしょうが、現実には未だそこまでの製品はありません。名ばかりのものが多い訳ですが、ARCA SPACE社から機能的に実現しそうな製品が紹介されています。ArcaBoardと命名された製品は、画像の男性が乗っている箱状のものになります。紹介されている動画は地上からわずかなスペースを空けて、空中に浮いているものですが、純粋に物理的/機械的な技術によって実現されています。このボードを浮かせているのは、モーターで駆動される多数のダクテッドファン。動作時は、さぞかしうるさい事だろうとは思うのですが、現実的かつ機能的にホバーボードを再現できる手法です。中央にはバッテリが内蔵され、その両脇に18基ずつのダクテッドファンを並べて駆動し、その風量で空中に浮かせると言う訳です。総出力は272馬力。低空でホバリングしている様なものと考えればわかり易いかも。前進用のファンはありませんから、身体のバランスで前進/後進を行なう様です。ただし、効率はあまりよくはなさそうで、バッテリの充電には6時間もかかりますが、実際に駆動できる時間はわずかに35分程度。一応、1基あたり$4500で販売もされる様ですが、少なくとも当面は公道を走らせない方が良さそうです。日本だと、これが航空機として登録されるのか、自動車として登録されるのかすらわかりませんし。
参照:ArcaBoard
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