飛行船の多くは広告媒体として使われる訳ですが、その小型版とでも言うべき球体「Skye」がAEROTAIN社から発表されています。いえ、決して大怪球フォーグラーでも、バックベアード様でもありません。内部にはヘリウムガスが注入され、外部には向きを変えられるプロペラが付いていますので、飛行船と同様に簡単な制御が可能になっています。自力で空中に浮き、移動も可能と言う訳です。屋外で使うには風の影響を受け易いでしょうが、屋内で使うには問題がなさそうです。多分、視認可能距離もそれほど遠くはないので、やはり狭い領域での使用を前提としたものかと。風の影響を受けにくい屋内展示場で、こういうモノが好きな輩が多いところと言えば、コミケが開催される有明国際展示場や、ワンフェスが開催される幕張メッセでしょう。ついでに、無線LANの中継点として使えれば、これほどありがたいものはなさそうです。一応、安全性に付いては売り文句の一つとして前面に押し出されてますが、万が一の落下の際の被害は少なくはないでしょう。効果については未知数とは言え、どのくらいの予算で実現でき、設置/撤収にどの程度の時間がかかるのかでも評価が変わる気がします。
参照:AEROTAIN
0 件のコメント:
コメントを投稿