BBCで、「世界で一番でかい尻の航空機」…いや、世界最長の航空機であるAirlander 10の初飛行について紹介がされています。ようやくの初飛行と言った感じで、若干遅れてしまった感じはあります。全長92mと言うのは、よく知られたボーイング747の最新モデルである747-8よりも16m長く、エアバスA340-600よりも17m長い現代最長の航空機と言えます。単純な全長ならば、グラーフツェッペリンクラスの飛行船にはかないませんが、現存している航空機中では最長でしょう。とは言え、こちらもハイブリッドタイプとは言っても飛行船な訳で、航空機と言う範疇からは半分程抜けているとは思うのですが。元々が米軍の偵察機LEMVの開発計画への応募だった事から、最長5日程の空中滞在が可能で、かつての飛行船がそうであった様に、空中を行く豪華客船的な使い方を見越しているのかも知れません。4基の過給器付きのV8エンジンを搭載し、各エンジンの出力は325馬力。最高速度は148km/hになります。開発会社は、2021年頃を目安に、年に10機程度の受注を目指していると言ってます。動画を見るとわかりますが、やはりゆっくりと飛ぶ姿は華麗です。
参照:Airlander 10: Maiden flight at last for longest aircraft
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