QDレーザー社から、メガネ型ディスプレイ「RETISSA(R) DisplayⅡ」が販売されます。メガネ型ディスプレイとは言っても、現在イメージされる巨大なゴーグル型VR/ARディスプレイではなく、片目にディスプレイユニットを装着する軽量モデルになります。ディスプレイユニットを含むメガネ部の重量は40g、これと有線接続するコントローラ部が260g程度しかありません。網膜上に直接映像を投影するレーザ網膜走査技術「VISIRIUM(R)テクノロジ」を採用したディスプレイユニットは、レーザーを光源としており、装着者の目のピント調節機能にかかわらず、常に鮮明な表示をすることができます。原理上、装着者が近視/遠視/老眼/乱視のいずれであっても、問題はありません。表示解像度は1280x720で、フルHDTVではありませんが、実用上の問題はなさそうです。コントローラー部にはHDMI端子を備え、外部からの入力を可能にします。内蔵バッテリによる連続動作時間は2時間ほどですが、USBバスパワーによる外部からの電源供給が可能です。一般的なディスプレイというよりは、業務用の教育用途などに向いているんじゃないかと思います。2020年02月からの販売が予定され、現在はアスキーストアでの予約が可能です。オンラインストアでの販売価格は272800円(税込)です。
参照:網膜走査型レーザアイウェア「RETISSA(R) DisplayⅡ」
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