TP-Links社から、Wi-Fi6に対応した低価格無線LANルータ「Archer AX73」が発表されています。巨大な6本のアンテナが目につきますが、ここには送受信4本ずつのアンテナが内蔵され、理論通信速度は最大4804Mbps(5GHz帯)/574Mbps(2.4GHz帯)となっています。セキュリティもWPA3に対応するので、企業案件としても利用は可能かと。同時接続台数が80台というのも魅力です、一般家庭では使わないと思いますが。アンテナに囲まれた天板には、鱗を思わせるような形状になっており、自然対流による放熱が考慮されています。有線LANポートにしても、GigabitEthernet対応のWANポートが1ポート、LANポートが4ポート。無線LANポートに比べると通信速度が見劣りしますが、実質的な問題はないと思います。やはり、どうしても無線LANの通信速度は遅くなりがちですし、有線LANは数字ほどには遅くはないでしょう:その代わりに、WANポートはIPOEに対応しており、こちらの方のボトルネックは少ないかと。本体にはUSB3.0ポートが1ポート用意され、外付けのSSD/HDDを取り付けることで、NAS的な使い方が可能です。認識可能なフォーマットはNTFS/FAT32/exFAT/HFS+となっており、TimeMachineにも対応します。TP-Link社のメッシュネット構築のOneMeshに対応しており、同社の対応製品と合わせて、管理がしやすくなっています。で、どこからともなく「でも、お高いんでしょう?」という声が聞こえてきそうですが、Amazonでの販売予定価格は13600円と、4804Mbpsを実現した製品としてはかなり安価です。3月上旬の販売が予定されています。
参照:Archer AX73
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