富士通ゼネラル社で、身に着ける冷却加熱装置「Cómodo gear™ i2(注1)」が発表されています。従来の類似商品との大きな違いは、圧倒的に薄型化された冷却パッドになります。基本原理は同じで、各パッドにセットされたペルチェ素子によって、頸動脈を冷却することで血液喉を下げるというものです。他社製品と違って、左右に配置された冷却パッド以外に、後方にも冷却パッドのある3パッド式になっています。ペルチェ素子の廃熱用に強制空冷ファンを使用するため、首回りが大型化するのが従来製品の問題点でした。この製品ではヒートシンクによる熱誘導と水冷方式を併用することで、首回りをすっきりとさせています。ただし、腰に取り付けるラジエータ部に冷却ファンがあり、ここで廃熱を行うため、パイプの分だけ煩わしさが残りますけど。電源であるバッテリーはラジエータと別になり。左右の腰に割り振ることができるため、重量バランスは悪くないとは思いますけれど。サイズはS/Lの2サイズとなり、冷却パッドの密着性を高めるために正面側にバンドが配されています。このバンドはマグネット式なので、固定はしやすく、脱着も容易です。なお、この商品は販売ではなく、専用サイトからのレンタルになる予定です。ちょっと面白い製品のように思います。
参照:Cómodo gear
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