日曜日, 10月 17, 2021

【Fiio】オーバースペック気味なハイレゾ音源対応DAC内蔵ヘッドフォンアンプ

Fiioブランドから、DAC内蔵のヘッドフォンアンプ「Q3 2021」が販売されます。2021会計年度第三四半期の発表というのが丸わかりな製品で、正面には3個のヘッドフォンジャックがあり、4.4mmφ/バランス、2.5mmφ/バランス、3.5mmφ/シングルエンドのヘッドフォン/イヤフォンを直接接続することができます。ボリュームはアナログポテンショメーターと、ADCボリュームコントロール機構を組み合わせて、左右の出力不均衡を発生させない様にしています。中核をなすDACにはAKM4462を採用し、XMOS社製のUSBインターフェースXUF208との組み合わせにより、768KHz/32bit(PCM)、DSD512に対応することができます。もっとも、これだけの高いサンプリングレートの音源は市場ではほとんどないので、現実的かと言われるとちょっと疑問が残りますが。アンプ回路にはTHX社のTHX-AAAを採用しており、低歪率を実現しています。内蔵バッテリーには1800mAhの容量が採用され、サイズから感じられる以上の10時間の連続動作時間を実現しています。入出力端子形状はUSBーCで、これは充電との切り替え式となります。本体は電磁シールドと放熱を考慮したアルミ合金製。本体サイズは105mm(L) × 59mm(W) × 12.5mm(D)なので、スマフォとの重ね持ちも可能ではありますが、固定用のバンドなどは付属しません。点灯予想価格は19800円前後とのことです。普通にハイレゾ音源をスマフォで再生するには、ちょっとオーバースペック気味な気がします。
参照:Q3 2021

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