SKT社から、対角25.3"の大型E-Inkを採用したディスプレイ「BOOX Mira Pro」が販売されます。表示分解能は3200 x 1800で、E-Inkの持つ高コントラスト性能と合わせて、表示は見やすくなります。また、高速&低遅延の表示が可能になっていますが、PCにもそれなりに強力なGPUが要求されます。E-Ink採用の弊害として、16段階のグレースケール表示までしかできないため、フルカラーが当たり前の一般的な環境でのメインディスプレイとしては使いにくく、特定用途での利用に向いています。入力は豊富に用意され、HDMI×1、miniHDMI×1、USB-TypeC×2、DisplayPort×1と一般的に使われているデジタル系のインターフェースが揃っています。また、内蔵スピーカーによってサウンド出力も可能になっており、HDMIなどからのサウンドの再生も可能です。アルミ合金製の本体は、どことなくiMacに近いものを感じますが気にしないことにしましょう。脚部は上下に50mmほどの調整が可能ですが、とりはずしてVESA対応のアームに取り付けることも可能です。ディスプレイは縦横90度の回転が可能になっています。オンラインストアでの販売価格は268000円とのことです。汎用のディスプレイでは色情報が多すぎて、目がチカチカすると感じられている方や、論文執筆などのためにハイコントラストのディスプレイを探している方に向いています。
参照:BOOX Mira Pro
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