月曜日, 9月 28, 2009

小型のリニアPCM対応レコーダ

ソニーからパームサイズのリニアPCMレコーダー「PCM-M10」が発表されています。4GBのフラッシュメモリを内蔵し、M2およびmicroSD/SDHCのメモリスロットを搭載しており、記録している最中に容量が不足すると、自動的に他のメディアに振り替えて記録を継続する機能があります。従って、最大で20GBもの容量のストレージを扱う事ができ、リニアPCM時でも容量としては十分と言う事になります。記録形式としては、リニアPCM(WAV形式)とMP3で保存ができます。リニアPCM記録時のサンプリング周波数と量子化ビット数はは96/48/44.1KHzで24/16bit、22.05KHzで16bit。MP3の場合は44.1KHzのサンプリングで、ビットレートは320/128/64kbps。わざわざMP3で記録するのならば、もっと安価なデバイスがある訳ですから、ここではおまけ的な録音/再生と考えた方がいいでしょう。一方、再生に関してはリニアPCM/MP3以外に、WMA/AAC等に対応しています。エレクトリックコンデンサマイクを搭載している他、入力としては外部マイク入力、アナログ/(光)デジタル入力、出力としてはヘッドフォン出力、アナログ/(光)デジタル出力が用意されています。モニタスピーカーは内蔵式で、単三乾電池2本で最大46時間もの録音ができる省電力性は、ちょっと注目しておきたいです。電源が乾電池なのも、入手性の面からは良いと思います。また、マスストレージクラスに対応しているので、USBケーブルでPC/Macに接続してデータ転送する事ができ、編集や管理を簡易に行なう事ができます。10/21からの販売が予定されており、現時点ではオープンプライスのままです。
参照:手のひらサイズのリニアPCMレコーダー『PCM-M10』

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