水曜日, 12月 16, 2009

ラトック社のUSBオーディオデバイス

ラトックシステム社から、USBオーディオ出力デバイスのRAL-2496UT1が発表されています。外見はマイクロサイズのアンプにしか見えないこのデバイスは、USBバスパワーで駆動されるオーディオデバイスで、対応システムに接続すれば自動的に認識されて、出力先として設定が可能になります。従来製品とは異なり、外部のノイズの影響を受けにくい様にサンプリングクロックを独立で持たせる事で、高音質化を図っている様です。44.1KHz/48KHz/88.2KHz/96KHzのサンプリングレートに対応し、分解能は16/24bitに対応。対応システムはWindows XP/Vista/7,MacOSX10.1以降となっています。PCとの接続はUSB2.0で、出力は正面にヘッドフォン端子と、背面にアナログRCAピンプラグが一組と、同軸/光デジタル出力端子が各1系統となっています。アンプ側にデジタル入力端子があれば、高音質のサウンドを楽しめる事になります。なお、ヘッドフォン端子はMP3プレーヤ等で使用されているミニプラグタイプではなさそうです。12月下旬からの出荷が予定されており、店頭予想価格は54,000円。オンラインストアでの販売価格は49800円です。ハイサンプリングレートへの対応と、低ジッタ/ノイズ対策等を行なって、マニア層にアピールする様です。USBオーディオデバイスって実は結構地味な存在で、PCの標準内蔵の機能だけで満足しているユーザがほとんどですから、あまり実売に結びつきにくいのです。どのような形式のセールスをしてくるのか、ちょっと楽しみでもあります。
参照:USBデジタルオーディオトランスポート RAL-2496UT1

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