これはみにキーボードではなく、キーボードの直下にPCの機能を凝縮した、言わばモニタとバッテリのないノートPCみたいな製品です。キーボードはテンキー付きですが、キートップ間の隙間がほとんどなく、一部のキー配列が通常の製品とは異なっています。背面にはVGA,USBx2,SDメモリカードスロットx2,シリアルポート等が配置され、ネットワークも標準で10BASE-T/100BASE-TXポートが1基で、11b/g対応の無線LANと3G携帯電話のモジュールはオプションで用意されます。ハードディスクは2.5"/IDEか、SD/SDHCメモリカードで、RAMはDDR2が512MB。もちろん、高速なIntel/AMD等のCPUではなく、1GHzのVortex86MX(XCore86)というSoCチップを採用しています。これが、低価格に寄与していると思われ、Linuxモデルで$99、Windows XPモデルで$150と言う販売価格になっています。その分、動作速度は遅そうですが、1GHzと言うクロックに支えられて、ある程度のパワーは持っている様です。
思い出した様に販売されるキーボード一体型のPCですが、だいぶ小型になったのと、ネットブック/ネットトップ等が取りざたされている時期的な問題で需要があるのではないかと思います。ただし、HDがIDEインターフェースって言うのは如何なものかと。
参照:PC fits into keyboard, uses only five Watts
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