ギズモードジャパンで、世界最速のジェット機SR-71の元パイロットの手記が、一部ですが、翻訳/掲載されています。SR-71と言えば戦略偵察機として名高く、沖縄の嘉手納基地にも配備された事もある機体です。航空機に関するちょっとした知識を持つ方ならば、実用ジェット機に於ける最高速度記録を持つ機種と言った方がいいでしょうし、冷戦時代のきな臭い場所の上空を飛んだ機種としても有名でしょう。最高速度は3,529.56km/h、マッハ3.2で巡航できる機体なんて、現在の世界を探してもろくにないはずです。ただ、機種の戦略的性質や機体の特殊性から、運用費は非常に高額で、前世紀末に全機が退役(モスボール状態で保存)しています。初飛行からは既に46年、実践投入からでも既に43年が経過しているので、再使用に耐えられるのかどうかは分かりませんが。それにしても、この手記は迫力があり、実際に運用したパイロットでなければ書けない内容だと思います。
参照:元パイロットが語る、SR-71ブラックバード操縦のスリル
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