bit-tech.netが伝えるところによれば、Computex 2010において、MSI社からノートPC用の外付けグラフィックシステムが発表された様です。外付けグラフィックシステムとは言っても、従来からあるUSB接続の製品ではなく、また内蔵グラフィックの機能を代替えする様なものではありません。Express/34カードスロットに専用インターフェースカードを入れ、これとグラフィックユニットを接続、ユニットから外部モニタに出力する形式をとります。グラフィックユニットはグラフィックチップにAMD社のRADEON5670/1GB GDDR5 RAMを採用したビデオカードがそのまま入っており、インターフェースはPCIExpress x1でデータ転送していると予想されます。そのため、デスクトップ機に比べればデータ転送速度が低くはなりますが、外部モニタに接続する限りにおいてはUSB接続のアダプタ等よりよほど高速に描画してくれます。実際の商品化は未だ先の話ですが、ちょっと注目しておいた方が良いかもしれません。
参照:Computex 2010 Preview: MSI Meet GUS, MSI's External Laptop Graphics
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