火曜日, 6月 29, 2010

なお、このデータは自動的に消去される?

富士通関西中部ネットテック社から、データ自動消去機能付きのフラッシュメモリ「Tamatebako」が発表されています。Tamatebakoとはよく名付けた物で、この商品は特定の条件が満たされない場合には、収録している内容をすべて消去する機能を持った、使い方に気をつけなければならないメモリです。容量は2GBで、AES256bit暗号化に対応しますので、これだけでもかなり機密性は高いと言えるんですが、まさか、データが消去されるとは思わないでしょう。データ消去の条件はいくつかあり、パスワードの入力失敗回数上限越え、保存した状態で指定期間が経過したファイル、機器認証/パスワード認証が行なわれない状態で一定時間が経過した場合等で、かなり厳しい様です。つまり、このメモリはどこかのPCにオリジナルのデータがあるという大前提に基づいており、それを近距離で移動させるために使用するという考え方をしているのでしょう。どこかにオリジナルがある以上、このフラッシュメモリ上のデータは消去してもかまわないと。あくまでも業務用の製品ですから、一般のユーザが目にする物ではありませんが、使用には十分に気をつけた方がいい様です。下手すれば、パワハラや悪戯でデータ消去される可能性がありますから。
参照:データ自動消去機能搭載「Tamatebako」

0 件のコメント:

Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム) Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)