水曜日, 8月 10, 2011

外部蓄電モジュール

ソニーから、オリビン型リン酸鉄を使用したリチウムイオンバッテリを軸として、インバータやチャージャを一体構造とした業務用蓄電池「ESSP-2000」が発表されています。4月に商品自体は存在が発表されていた訳ですが、ようやくセットしての販売が開始される様です。蓄電量は最大2.4kwhで、最短2時間で95%の充電が可能になっています。運用モードは充電しながら外部機器に給電も行なうUPSモード、充放電時間をタイマー設定するタイマー充放電モード、無瞬電ではないのですが、2系統同時に充電と外部供給を行なうバックアップモードの3モードが用意されます。タイマー充放電モードは夜に充電して、昼間に放電と言った形式で、ピーク時の電力消費に対応するためのモードです。バックアップモードは、連続的に通電する必要があっても、瞬間電しても問題が少ない冷温庫等に利用するモードです。理論上、10年の動作が可能と言う事で、保守サービスは3年/5年/8年の3種が用意されます。セット価格は200万円。これを安いととるか,高いととるかは分かりませんが,現状に適合する様な商品化がされた事は間違いない事の様です。
参照:業務用一体型リチウムイオン蓄電池を発売

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