シカゴリハビリテーション研究所で開発された義足は、一見するとモーター駆動型のちょっとごつめの義足ですが、実は制御方法がとんでもない様です。普通は筋肉制御の電気信号をピックアップして、義肢部分を制御しますが、この義足は思考制御です。つまり、意識して動かす事ができる世界初の義肢ってことです。まるで、「600万ドルの男」や「バイオニック・ジェミー」の様に。もちろん、緊急時に通常の何倍もの力を出すなんて事はありませんけど。それに、いちいち「足首を10度外側に傾けて、つま先を5度上にあげて…」等と思考プログラミングできる訳ではないので、実用的にするためには様々な制御方法が併用されているとは思いますが。 少なくとも、思考制御が可能になったと言う事は、一つ前進したと言う事に間違いはありません。
参照:Bionic Man: Amputee Controls Artificial Leg With Thoughts
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