LaCie社からはThunderbolt2接続の1Uラックマウントストレージ「LaCie 8big Rack Thunderbolt™ 2」も発表されているのですが、8台のハードディスクを内蔵するために、メンテナンス性に若干の問題がありそうです。一般的なラックマウントストレージユニットは、万が一の故障に備えて、ハードディスクを容易に交換できる様に、フロントパネル側からハードディスクの出し入れをできる様にしています。この方式ではフロントパネルのサイズとハードディスク容量がほぼ正比例してしまうので、大容量の製品ほど、厚みが必要になってしまいます。14台のハードディスクを装着できたXRAIDが3Uサイズだった事は忘れられません。LaCie 8big Rack Thunderbolt™ 2ではハードディスクをフロントパネルから交換する事をあきらめて、本体に内蔵する事にしました。そのため、1Uサイズに8台ものハードディスクを内蔵させる事ができた訳ですが、万が一の交換が必要な場合にはラックから引き出して交換しなければならず、メンテナンス性が落ちたと言わざるを得ません。とは言え、最大転送速度1330MB/Sec、1台あたりの最大容量48TB、ラック1台あたり1.7PBと言う容量は抗い難い魅力です。4KTVの編集にも、かなり余裕を持つ事ができます。インターフェースはThunderbolt2で、ハードウェアレベルのRAID 0/1/5/6/10,JBODに対応します。用意される容量は3TB x4/3TB x8/6TB x8の3構成です。
参照:LaCie 8big Rack Thunderbolt™ 2
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