世の中には電磁調理器と言う文明の利器がある訳ですが、これの最大の問題点は容器を選ぶってことです。極論すれば、ガラス容器やセラミック製のマグカップ等、IH調理器に直接使用できません。対応品はありますが、それらは金属を混入している訳ですよ。で、Kickstarterで資金調達しているのがMIITO。これを使えば非対応のグラスでもお湯がわかせますし、マグカップの中身を暖める事も出来ます。何やっているかと言うと、内部に金属の棒を入れると言う手間が追加されるだけ。この金属棒を介して電磁−熱変換を行う事で、カップやグラスの内部の液体を熱すると言う訳です。従来は使用できないとされてきた容器でも、これで直接液体を加熱できます。金属棒はステンレス製で、当然使用直後には熱を持ちますが、先端部はシリコン樹脂で覆われているので、その部分は熱くはなりません。200mlのカップならば60秒程で、500mlのセラミックケトルならば2分半程でわかせる様なので、けっこう効率は良さそうです。募集期間を3週間程残した状態で、既に目標金額の倍以上の金額になっています。倍と言えども、元の目標金額が高額なので、現在の調達金額は約€340000ほどです。
参照:MIITO – the sustainable alternative to the electric kettle
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