Emission controls社の消防メカニクス「TAF20」がなかなか面白そうです。まるで、サンダーバード2号のコンテナに搭載される様な小型メカなのですが、長いアームの先には円筒形のファンが装備され、その先には水を噴射する為の主ノズルが取り付けられています。単独の水噴射はスポット的に火元に水をかけるのに適していますが、広範囲にわたる場所に水をかけるのには不適です。そこで使われるのがダクテッドファンで、これによって発生する強力な空気流が、水点射を広範囲の面への水噴射に変えます。さらに、ファンの周辺には向きの違う副ノズルが多数用意され、これを併用する事でさらに広範囲に、大量の水をかける事が可能になります。もちろん、このTAF20には水タンクがない為、別にポンプ車が必要になりますが。当然、本体に人が乗るスペースはなく、専用のコントローラーで遠隔操作で消火活動を行います。子のコントローラーにタブレット等を使っている訳ではなく、如何にもと言う感じのジョイスティックとスイッチ、ボリューム等で、緊急対応には適しているのはわかるのですが、ちょっと心トキメイてしまいます。用途が用途だけに、まずみる事はできませんが、それでも動いているところをみたいと思ってしまいますねぇ。男の子が好きそうな消防メカです。
参照:Emission controls TAF20
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