PepperBall社から販売されている「TCP™ LAUNCHER」は、球形の専用弾をガス圧で射出する護身用のガスガンになります。サバゲとかやっている方ならば、ペイントボールガンの発展型といえばわかりやすいかもしれません。ただし、射出するのはペイントボールではなく、唐辛子や胡椒ベースの刺激物が封入されていますが。対象に衝突すると速やかに拡散して、直径3.6mの範囲に広がります。そのため、近くに当たればいいわけで、直接相手に当てる必要はありません。受けた側は目/鼻/喉/胸が刺激を受ける形になり、事実上の行動ができなくなります。そりゃ、顔前に胡椒缶の中身を浴びせかけられたら、誰でもそうなると思いますが。相手が行動不能になったところで、脱出を図るというわけです。効果は15分程度で収まり、生命の危険はありません。ペッパースプレーと何が違うのかと言われると有効範囲で、スプレーの3〜4mに対して、その3〜4倍程度の射程があります。また、当てる必要もないので、ガスは8gのCO2/N2ボンベを用い、マガジンにセットしておきます。射出体はマガジンに7発まで入れることができます。フレームは黄色ですが、これは実銃と区別するためでしょう。また、フレームには20mmのピカティニーレールを備え、実銃同様にレーザーサイトやフラッシュライトの取り付けが可能です。これでも、威嚇効果が見込めるかもしれません。オンラインでの販売価格は$399.99です。新コロナウィルス感染から発生した、米国の暴動を見ていると、こういう護身具があった方がいいのかなとも思ってしまいます。
参照:TCP™ LAUNCHER
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