久々のご紹介となりますが、Howe and Howe社から全地形対応車「RIPSAW® F4」が発表されています。戦車というわけではないのですが、本体両側面に配置されている巨大な履帯が頼もしいです。何処と無くSFちっくな外観なので、いつ、どこのSF映画に出てきても不思議ではありませんが、これはれっきとした市販車になります。最大で4人の乗車が可能で、最高速度は88km/h。世界最速の戦車がロシアのアルマータT-14の90km/hなので、ほぼ同速になります。もっとも、戦車と違って走行などはなく、車体重量も4.5t程度と軽量ですから、単純な比較はできませんが。履帯も全金属性というわけではなく、ラバーが使用されて軽量化されています。操縦はハンドルというか、民間航空機の操縦桿のようで、コックピット周りは多数のディスプレイで埋め尽くされています。また、コックピット周りはほぼ全面ガラスで、視界もかなり広く取られています。なお、コックピットへの乗り込みはこのガラス面を上に刎ねあげる、ガルウィング式ドアが採用されています。最大4人の搭乗が可能ですが、席の配置は前後に2シートずつで。それぞれのシート用にドアが用意されます。う〜ん、かっちょいい。元々が特殊車両の生産をしているメーカーのようなので、ヘビーデューティーの文字を具体化した感じもありますが、信頼性もたかそうです。国内の一般道で走れるかどうかはわかりませんが、ちょっと乗ってみたい気がしますねぇ。
参照:RIPSAW® F4
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