ウィルコム社のPHSには、W-SIMと呼ばれるモジュールが採用されており、通信や通話等の基本的な機能はこのモジュールだけで構成されています。つまり、ウィルコム社の電話機自体は、ディスプレイやボタン等のユーザインターフェースを有するジャケットと言い換えてもいい訳です。IOデータ社からリリースされたUSB-WSIMは、USB経由でこのW-SIMモジュールを使用するためのジャケットです。W-SIMは用途に応じて、携帯電話に装着して使うも良し、こちらに装着してインターネット接続に使うも良しとなります。対応OSはWIndows XP/Vista及びMacOSX10.2〜10.5.2となっています。4月下旬よりの販売になり、オンラインで提示されている販売価格は¥4,200-です。ただし、これ以外にウィルコムとの契約にかかる費用等がありますので、実質的にはこの金額では済まないと言う事になります。それでも、どこでもインターネットが実現できるのならば、通信機器としての選択肢にあげられるのではないかと思います。
Macがサポートされていると言うのは、最近のデータ通信モジュールではかなり増えて来ています。ちょっと前だと、モバイルインターネット接続には向かないと思われていましたが、いまはそんな事は無いですね。
参照:USB接続型SIM STYLE ジャケット
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