富士通から、世界最速レベルの2.5"HDDであるMHZ2 CJシリーズが発表されています。こちらは7200rpmの回転数と16MBのキャッシュメモリを搭載し、インターフェースとしてはSATA/SATAIIが採用されています。このシリーズで強化されたのは、ハードウェアレベルでの暗号化です。256bitAES暗号化により、万が一の盗難にあっても内容が把握しにくくなっています。これは諸刃の剣でして、ほぼ等号で、データ復旧が不能と言う事も表しています。何故ならば、データを取り出そうにも、暗号化されているために、ファイルの取り出しが出来なくなるからです。その辺りを把握した上で取り扱わないと、大変な事になります。また、リード/ライト時の消費電力は2.1W(SATA)/2.3W(SATAII)ですが、スピンナップ時の消費電力は5.5Wとなっており、思ったよりも消費電力は高い様です。
用意される容量は80/120/160/250/320GBで、9.5mm厚になりますから、既存のドライブと入れ替える事も可能です。
参照:World's First 320 GB 2.5" Hard Drive with AES 256-bit Encryption
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