WILLCOM社ではインターネットに特化した通信デバイスとして、「WILLCOM NS」の販売を4/24から開始します。このデバイスは、インターネット接続に特化した機能を備えており、W-OAM対応W-SIMによるPHS通信の他、IEEE802.11b/gに対応した無線LANの使用が可能になっています。ユニークなのはシステム手帳に挟み込める様にもなっており、厚みも手帳の邪魔をしにくい11mmを実現しています。OSとしてはWindowsCE5.0が採用され、小型デバイスのブラウザとしてはほぼ標準となったNetFrontと、JavaベースのJigletが用意されます。Jigletはアプレット形式で機能を増やせる他、サイトの自動巡回等の機能も用意されていますので、意外と便利かもしれません。なお、JavaベースのJigletでデスクトップ等も構築されている様で、これは途中でOSが更新されてもいい様になっているのかもしれません。4.1"の画面は感圧式タッチパネルを搭載し、480x800と言うワイド系の解像度を実現しています。最大16GBまで対応するmicroSD/SDHCメモリカードスロットや、充電ならびにデータ転送用のUSB端子装備等が特徴ですが、モデムや音声通話の機能はありませんし、マイクジャック等の入力端子もありません。従って、将来的にSkype等のボイスチャットを使うためには、USBヘッドセットが使える様にファームウェアアップデートが必要という事になります。ただ、テキストメッセージング等を行なうのであれば、そのようなものは不要でしょうが。なお、販売価格はオープンプライスですが、新規でW-VALUE SELECTの契約を行なうと、月々2980円で2年間の利用が可能になります。
iPhoneとiPod touchの中間に当たる機能になりますが、販売価格が手頃なため、そこそこ人気がでると思われます。特に、手帳に取り付けるためのリフィルアダプタは、iPod touchにも欲しいところです。
参照:WILLCOM NSの発売について(プレスリリース)
参照:WILLCOM NS(商品概要)
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