バッファロー社から、ファイルを自動的に暗号化して、勝手に取り出す事ができなくなる外付けHD「HDS-CU2シリーズ」が発表になっています。USB2.0にTurboUSB対応と言う見かけ上のスピードアップ手法を施しているのはまだしも、ハードウェア暗号化手法によって、暗号化の速度そのものを向上させたモデルになります。ただし、発表されているグラフを信じるのならば、エンコードにかかる時間は変わらず、デコードのみが高速化されているものと推測されます。何しろ、ハード/ソフト暗号化の違いはあっても、書き込み速度は同じだからです。また、パスワードがわからなければ盗難にあってもデータが取り出せないと言う例は分かるのですが、家族がアクセスできないなんていう例は、仕事で使っていると言う事を言い訳にしてエロデータを溜め込むようなイメージを強くしてしまう様にも思うのですが。また、暗号化は便利な様で、壊れた時のデータ復旧が非常に難しくなると言う面を持つので、一概に暗号化万能とは言いがたいのも事実です。綱に暗号化されていない、プレーンなバックアップをとっている必要があります。
用意される容量は640GBと1TBの2モデルで、対応システムはWindows 2000/XP/VistaとMacOSX10.4以上です。ただし、暗号化の問題があるのか、MacOSXの場合にはインテルモデルのみに限定される様です。
参照:自動暗号化機能搭載 USB2.0用 外付けHDD HDS-CU2シリーズ
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