木曜日, 4月 16, 2009

OWC社の外付けRAIDドライブ

OtherWorldComputing社では、4台のハードディスクを内蔵し、4系統の対外インターフェースを持つハードウェアRAIDドライブを販売しています。前面アルミ合金製のケースは、MacProやPowerMacG5等と並べると映えるような気がしますが、機能の方も半端じゃありません。4台のSATA接続HDDを内蔵し、用意される最大容量は2/3/4/6/8TBですが、RAID0/1/5/10の構成がとれる様になっているため、この容量がフルに使えるとは限りません。RAID0ならば最大容量が利用できますが、RAID5ならば3/4、RAID1が絡めば半減してしまいますので。もちろん、RAID構成にせずに、4台のHDとして利用する方法もありますが、あまり意味はないでしょう。インターフェースはeSATA,FireWire800 x2,FireWire400,USB2.0が用意されており、一般的な外部HDの接続手段が採用された形になります。とは言え、USB2.0ではRAID0がほとんど意味をなさず、FireWire800以上の利用が望ましいのは事実でしょう。ハードディスクの交換は、フロントパネルのロックをキーで解除すれば容易に行なえますので、故障の際の交換も短時間で済みます。もっとも、RAID5等の構成では、データを戻すのにエラい時間がかかるでしょうが。
オンラインでの販売価格はそれぞれ$679.99-/$849.99-/$979.99-/$1149.99-/$1899.99-となっています。この他、2TB/4TBモデルには5年保障の付いたEnterPriseモデルがあり、こちらのオンラインの販売価格は$799.99-/$1149.99-です。特にムービー等を扱う作業のデータストレージ用途や、大容量ファイルを扱うサーバ用途には向いていると思いますよ。このくらいの容量だと、ごく一部の例外をのそい手、個人ベースの需要はほとんどないと思いますから。
参照:Mercury Elite-AL Pro Qx2

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