金曜日, 8月 28, 2009

シャープから小型のMIDがリリース

シャープからMID ( Mobile Internet Device ) として、「PC-Z1」が発表されています。小型のインターネット接続デバイスと言う位置づけの製品なので、ARM系のCPUが搭載されており、Windows系のOSは使用できません。OSはシャープでカスタマイズされたLinuxのUbuntu9.0.4が搭載されており、ある意味、Linux搭載Zaurusの後継機種と見なす事もできます。ポインティングデバイスは搭載されておらず、タッチパネル付きのディスプレイが用意されます。モニタは5"ワイド液晶が搭載されており、解像度は1024x600になっています。細かすぎて、かえって見難いかもしれません。外形サイズは161.4mm(W)×108.7mm(H)×19.7~24.8mm(D)となっており、ソニーのVAIO TypePの半分よりちょっと大きいくらいです。ネットワークは無線LANのみで、もっとも普及していそうなIEEE802.11b/gに対応します。11n未対応と言うのは、ハードウェアスペック上は厳しいかもしれませんが、実使用上ではそれほど問題にはなりません。バッテリは2セル固定式で、最大使用時間は10時間となります。その他、microSD/SDHCメモリカードスロット1基とUSBコネクタ2基が用意されます。標準ではFireFox/ThunderBird/OpenOffice等が搭載されているので、通常の使用では特に問題になる事はないでしょう。9月下旬からの販売が予定されており、店頭予想価格は44800円程。
ネットブックがもてはやされているのは、WINDOWSが動作する事が一つのメリットではあるので、それと同価格帯でどこまで戦えるかと言うのが、別の意味で楽しみです。ただ、小型のMIDが絶滅状態にあるのも事実で、データさえ利用できればいいと言うユーザは少なくないと思います。そういう市場を喚起できれば、あるいは商機があるのかも。
参照:モバイルインターネットツール「PC-Z1」

0 件のコメント:

Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム) Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)