IOデータ機器から、USB接続のGPSレシーバ「UMGPS/MF」が発表されています。実際の出荷は10月上旬からとの事で、未だ先の話なのですが。ひらったく言ってしまえば、これをノートPCに接続して、対応するソフトを起動すれば、ノートPCがそのままカーナビになると言う代物なのです。これ自身は衛星からの電波を受けて、現在の緯度/経度をPC側に転送すると言う機能を提供し、ソフト側でそれを受けて地図とのリンクを行なう形になります。標準ではPC用カーナビソフト「MapFan Navii(30日間体験版)」、インターネット地図ソフト「MapFan.net(正規板)」が添付されるため、これらの動作環境としてWindows XP/Vistaが対応します。USBバスパワーで動作し、物理サイズはコネクタを含めても22mm(W) × 66mm(D) × 14mm(H)とかなり小型です。GPS受信チップにはサーフ社製 StarIIIが採用され、GPSからの信号を受けて1秒単位でデータの転送が行なわれます。いわゆるGPSロガーとの違いは、この商品がレシーバの機能しか有しておらず、ログをとるのもパソコン側のソフト次第と言う点でしょう。ノートPCやネットブック等と組み合わせる事を前提としているのかもしれませんが、少なくとも、ちょっと注目しておきたい商品です。オンラインでの販売価格は10400円となっています。
参照:UMGPS/MF
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