グリーンハウス社から、4個チップ同時アクセスによる高速化を実現したCF「GH-CF*VXシリーズ」が発表されています。4個チップ同時アクセスそのものは9月に発表されたGH-CF*FXシリーズで実現されていますが、今回発表されたGH-CF*VXシリーズはUDMA6に対応して、最大転送速度は実に600倍速、数字に変えれば90MB/Sec(読み込み時)と言う化け物じみた数字を出して来ています。ちなみに、前シリーズのGH-CF*FXシリーズは433倍速で65MB/Secでしたから、さらに1.4倍もの高速性を備えている事になります。書込み時はそこまでの高速性は得られないとは言っても、50MB/Secと言う速度を誇ります。計算上ですが、1000万画素クラスのデジ眼の画像保存の場合、秒辺り4〜5枚まではバッファなしで保存できる事になります。この高速性は、他のメディアでは実現できていない、CFだけのメリットになります。用意される容量は8GB/16GB/32GBと現状に合わせた大容量指向で、オンラインストアでの販売価格はそれぞれ13800円/26800円/51,800円となっています。エントリーレベルのデジ眼はSDカード系に移行していますが、上位のモデルではまだCFが主流で、大量の撮影を行うユーザ向けのメディアと言えるでしょう。
参照:UDMA6対応の600倍速コンパクトフラッシュ
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