ユニークというにはあまりにも過ぎる様な気がする独り乗りのヘリコプターが、swisscopter.usで発表されています。未だ量産試作機に近い感じがありますが、まず、このヘリコプタは単座です。見りゃ分かりますね。でも、何となく、動力航空機には必要不可欠なものが見当たりません。実は、主ローターの動力が通常のエンジンではないのです。主ロータは、翼端に配置された、言わばロケットエンジンで駆動されます。このロケットエンジンは個体ロケットの様なモノではなく、某オリンピックのセレモニーでも使用されたジェットパックの様な過酸化水素を使用するタイプです。そのため、超高温の噴射炎が発生する事もありません。そのかわり、長時間の飛行には耐えられないでしょうが。動画を貼っておきますが、これを見ても、シートの後ろにはエンジンらしき物体が見当たりません。こういう、ある意味、トンがった航空機は好きですね。
翼端にロケットエンジンを搭載するというアイデアはいまに始まった事ではなく、WWII時代の旧ドイツ軍の試作機であるトリープフリューゲルが、翼端にラムジェットエンジンを搭載しています。
参照:unique green Helicopters Dragonfly DF1
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