水曜日, 8月 25, 2010

8発式UAV

以前に、DragonFly社の4発ラジコンヘリとでも言うべきUAVを紹介した事がありましたが、その後継機「Dragonflyer X8」が発表されています。今度の新製品は一見すると前の機種と同様に4発の様に思いますが、実際には各翼端にあるエンジンポッドには上下2連でローターが用意されており、この機体が8発機である事が分かります。8発にしたのは吊り下げ能力と安定性の向上のためで、実際、全機種ではコンデジを吊り下げていたのに対して、今回はデジ眼を吊り下げています。最近のデジ眼は小型軽量の上、ぶれ防止機能もついていますので、空中での撮影でもかなりまともな撮影ができるのではないかと。収納時にはエンジンポッドを支えるアームを一方向に寄せて、意外とコンパクトにする事ができます。操縦は専用のコントローラで行ない、内蔵された11個のセンサから情報を得て操縦する形式をとります。センサには、加速度センサ/ジャイロセンサ/GPS等がありますので、離れたところからのコントロールでは訓練が必要ですが、様々な曲面に利用する事が可能です。特に、人が行けない場所の撮影等には有効でしょう。
ただ、あちらの目的には軍事/保安等も含まれる訳で、そう言う目的に使われない事を祈るのみです。
参照:Draganflyer X8

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