木曜日, 11月 25, 2010

USB3.0接続のフラッシュメモリだけど…早い…のか?

バッファロー社から、USB3.0接続のフラッシュメモリ「RUF3-SSシリーズ」が発表されています。USB3.0の転送速度にくわえて,ソフトウェア高速化技術のターボPCの組み合わせで71MB/Secと言う転送速度が実現されています。USB2.0ベースのRUF2-KEシリーズの転送速度23MB/Secに比べると,確かに3倍以上の数値にはなっています。ただし、ターボPCを使用しないとこれよりも遅くなる訳で,実際の転送速度は60MB/Secくらいじゃないでしょうか。暗号化ソフト「SecureLock Mobile」にも対応しており、暗号化領域とそうでない領域に分けて管理する事ができます。暗号化されたファイルは特定のPCでなければ見られませんが,そうでないファイルは不特定のPCで見る事が可能です。なお,このソフトはWindowsのみに対応しており,暗号化された領域は他のOSから参照する事ができません。当然ですが,付属ソフトはすべてWindowsz用です。USB2.0互換なので,対応OSはWindows XP/Vista/7,MacOSX10.4/10.5/10.6と幅広くなっていますが,これら以外のOSでも動作します。用意される容量は8GB/16GB/32GB/64GBで,従来のフラッシュメモリよりも一段上をねらっていますが,外付けのシリコンディスクと言うには少々不足気味の容量です。転送速度もUSB3.0と言うにしては高速でないのは,フラッシュメモリの方から出てきた製品だからでしょう。SSDベースの製品だと,この倍以上のスピードが実現されていますから。店頭予想価格はそれぞれ2,780円/4,980円/9,480円/17,800円と、SSDベースの製品よりも安価です。
素の状態でどこまで高速化されているかは分かりませんが,単純にUSB2.0よりも高速なフラッシュメモリとしてみると,価格もそれほどではなく,コストパフォーマンスは高いでしょう。
参照:RUF3-SSシリーズ

0 件のコメント:

Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム) Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)