土曜日, 2月 19, 2011

「オカエリナサイ、はやぶさ」

昨年6月に小惑星探査機はやぶさが帰還してくれたおかげで、その後の開発計画にも一応の予算がついてくれた訳ですが、模型としては青島のプラモデルくらいしかなかった訳です。バンダイが発表したのは、同社の大人の超合金シリーズの第三弾として、はやぶさの精密模型をリリースする事でした。大きさとしては、探査機本体が254mm(W) x 185mm(L) x 129mm(H)というかなり巨大なモノで、ディスプレイスタンドに取り付けた場合には、さらに巨大になります。スケールは1/24。LEDによるイオンエンジンの噴射の再現や、太陽電池パネルの展開/収納、磁石によって着脱可能になったターゲットマーカー等の細かなギミックもあり、さすがに大人の鑑賞に堪えるだけの製品になっています。ディスプレイ台座には透明プレートの他に、小惑星イトカワの表面、最後に撮影した地球の画像等が付属していますので、入れ替えて鑑賞する事ができます。最後に撮影した地球の画像を選んだ時には、「地球か…、何もかも皆懐かしい…」とつぶやく事を許可します。販売ははやぶさ地球帰還の一周年に当たる6月24日で、販売価格は24150円(税込み)です。評価したいのは、全国の科学館/博物館50カ所に、本商品を贈呈する予定がある事です。タイガーマスクならずとも、こういうのを博物館に贈呈するくらいの事なら、我々でもできそうです。
ターゲットが三十代から四十代との事ですが、やはり、アポロ計画の月着陸等を目の当たりにしている四十代と、何かと宇宙からの終末思想を身近に感じたであろう三十代では感じ方は違うでしょう。でも、はやぶさを偉大な先陣として、次世代に引き継ぐのがこの世代の役割でもあると思います。そのための一助となるのならば、何かしたいと思いますね。
参照:大人の超合金「小惑星探査機 はやぶさ」

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