水曜日, 7月 06, 2011

USBバスパワーで総合出力20Wのスピーカー

Olasonic社から卵形と言う火、水滴型と言うか、ちょっとまるっこい形状のスピーカーが発表されています。USB接続のスピーカーなので、電源はUSBバスパワーからとり、システム側で出力先を切り替えるだけで使用可能になります。とは言え、ケース全体をパッシブラディエータとして使い、スピーカー前面にあるディフューザで音を拡散するため、想像以上に幅広い音場の再生ができるのではないかと思われます。と、ここまでならば変な形のスピーカーなのですが、このスピーカーの出力は左右各10Wなのです。通常出力ならば最大で2.5W、ハイパワーバスパワーでも5W程度しか出力できないところが、その4倍の出力が得られています。つまり、USBバスパワーで供給可能な電力以上の出力が得られている訳で、これを実現したのがSuper Charged Drive Systemと呼ばれる一種の充電技術です、あまり出力が大きくない時にはスピーカ側で充電しておいて、出力が必要な時には足りない電力をそちらから引っぱりだしてくると言う事の様です。従って、連続してこの出力が可能と言う事ではなく、瞬間的にはこれだけの出力がだせると言った程度に考えておいた方がいいでしょう。オンラインでの販売価格は$129.99と高めですが、従来品で出力に不満をお持ちならば検討する価値はあるでしょう。
参照:Olasonic TW-S7(B) Noble Black

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