NASAから、ボイジャ−1号に関する情報が発表されていました。ちょうど1年前にヘリオスフィアの果てに到達しつつあると言う発表があった訳ですが、現在は太陽圏と恒星間空間の中間の領域に達しつつあると言う事で、近いうちに完全に恒星間空間に達するでしょう。既に119au(天文単位)の彼方に達しつつあり、ほとんど太陽風も検出されていない様です。この辺り、明確に線引きができる訳ではないので、いつの時点で恒星間空間に進出できたのかは曖昧な表現にならざるを得ませんが。多分、恒星間空間に進出する最初の人工物になり、少なくともあと数年程度は貴重な恒星間空間の観測データの転送を行なってくれるものと思われます。
距離的には、ボイジャ−1号に続いて、パイオニア10号、ボイジャ−2号、パイオニア11号の順でこの領域に突入する予定で、4基の観測機からの観測データが楽しみです。
参照:NASA's Voyager Hits New Region at Solar System Edge
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