米軍と日本での強化外骨格を紹介しましたが、フランスでも強化外骨格を開発していました。ヘラクレスと命名されたこの骨格は、基本的には米軍のものとほぼ同じで、バックパックのバッテリユニットと、歩行補助の下半身強化の外骨格のセットという構成になっています。米軍の第一世代の強化外骨格と同様に、下半身の強化に重点を置いた設計になっています。日本のHALや米軍の第二世代強化外骨格と比べると体側面に配置されるモータの類いがちょっと気にはなりますが、まぁ、人の体に取り付ける電動アシスト機構だと思えばそれほど外れていないでしょう。開発しているのはRB3D社で、軍用と民間用の両方に向けた開発を行っています。これを装着しただけで、80kgから100kgもの重さの荷物を運べるのならば、需要は少なくないでしょう。ただ、開発中の米軍第二世代強化外骨格や、日本のHAL等と違って、上半身は強化されていないので、今後の課題として残るとは思います。もちろん、開発中でしょうが。年内での販売が予定されているようです。
参照:L’exosquelette Hercule, le futur à nos portes
参照:L’exosquelette Hercule, le futur à nos portes (google翻訳)
0 件のコメント:
コメントを投稿