Rheinmetall社から、出力50kwの地上発射型レーザー兵器の発射実験が成功したと発表がありました。実験は11月末に実施され、ターゲットの検出から追跡、捕捉して射撃するまでの一連のシーケンスが実施されたそうです。ある意味、シーケンスのスタートからエンドまでオートで実施できる事を示した様なもので、今後の兵器化への道筋を示す実験でした。また、実験は晴天と雨天という別々の環境下で行われ、後者は特に空中での減衰が激しいため、光学兵器にとっては鬼門なのですが、その環境下でも正常に動作する事が確認できたようです。今すぐに兵器化できるという訳ではありませんし、最終的には最大出力20kwのレーザー兵器を束ねての出力50kwですから、技術的に超えなければならない点も少なくありません。「技術試験」としては成功というところですかね。
いつか、戦車にも搭載されるようになるんでしょうか?でも、半島からのミサイルを迎撃する最後の手段として、地上発射型の高射レーザー兵器って言うのは現実的かもしれません。
参照:Flying colours: Rheinmetall successfully tests 50kW high-energy laser weapon
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