尾翼についたドイツ国旗がちょっと怪しげですが、これは正真正銘、ドイツで開発中のユーロホークの画像です。この機体は米Northrop Grumman社と独EADS Deutschland GmbH社がCassidian社を通じて開発しているグローバルホークのヨーロッパカスタマイズ版です。Cassidian社によれば、この機体のセンサテストフライトが実施され、無事に成功したそうです。機体は離陸後に15000mの上空に上昇して、8時間の滞空後に着陸したとの事で、ヨーロッパでも問題なく稼働できる目処が立ちました。UAVはドイツでも開発しているのですが、大規模なシステムとしてはやはりアメリカの方が一歩抜きん出ている訳で、そのためのヨーロッパ向け仕様へのカスタマイジングと言う事の様です。Cassidian社は地上局を含めたシステムとして取り扱います。これでドイツは広範囲の策敵能力が持てるようになった訳で、同様のUAVを開発しているユーロ各国と並んだか、少し抜きん出たのかもしれません。
関係ないんですが、独空軍のマークをつけた画像では、あまりにもWWIIのナチス奇想航空機に見えてしまって、ちょっと危ない感じがしないでもなかったです。
参照:FIRST SENSOR TEST FLIGHT OF EURO HAWK® UNMANNED AIRCRAFT SUCCESSFULLY ACCOMPLISHED
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