木曜日, 4月 18, 2013

脊髄損傷しても動ける様になるかもしれません

生理学研究所で、猿を使って「人工神経接続」技術を確立したと発表がありました。これが人間に対しても使えるような技術として確立すれば、事故等で動かなくなった手足を、再び自分の意志で動かす事ができる様になります。この技術の画期的なところは、義肢を使用する事がないと言う点です。今回確立したのは、脳の局所電位から手足を動かす電気信号と抽出し、損傷した脊髄よりも下位の部位にその信号を送り込む事で、動かなくなった手足を動かせる様にする技術です。断たれた神経をつなぎ直した訳ではなく、間に電子回路が入るため、人工神経接続技術と称されている様です。電気的には脳から末端の部位に接続されているので、その部位を動かす事ができる様になる訳です。事故等による脊髄損傷を原因とする四肢の運動麻痺状態は、この技術によって改善するかもしれません。というか、ヒトに対する技術確立が急がれる分野です。研究員の方々のがんばりに期待します。
参照:傷ついた脊髄を人工的につないで手を自在に動かす「人工神経接続」技術を開発

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