Lexar社から、ちょっと変わったコンセプトのメモリカードリーダ/ライタ「Lexar® Professional Workflow Reader Solution」が発表されています。一般的なメモリカードリーダ/ライタと言えば、一つの筐体に複数のメモリカードスロットを有した製品で、高速化するには買い替える以外の手段がありません。そのために低価格で提供されていたりする訳ですが、使わないスロットがあったり、軽すぎてデスクトップでは使いにくい等、問題点が無い訳ではありません。そこでLexar社が出してきたソリューションは、一つのベースとなるUSB3.0ハブユニットに、各メモリカード専用のメモリスロットユニットを追加すると言う方式です。この方式ならば、ユニットが提供される限りは比較的低価格で高速化等に対応でき、バックボーンがUSB3.0/5Gbpsなので市販されているほとんどのメモリカードの転送速度を凌駕します。現在予定されているメモリスロットユニットはUHS-I対応のSD/SDHC/SDXCユニット、UDMA7対応のCFユニット、XQDメモリカードユニットですが、将来的にはCFast等にも対応できるのではないかと。ハブユニットには最大で4ユニットまで内蔵する事ができ、各ユニットは単独でUSB3.0接続のリーダ/ライタとして機能します。問題になるのは市場価格ですね。
参照:Lexar® Professional Workflow Reader Solution
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