FLIRSystem社から、iPhone用のサーマルカメラ付きケースが発表されています。バッテリを内蔵している事もあって、かなり分厚いケース形状ですが、背面の二つのレンズと中央のレバーが眼を引きます。実はこの二つのレンズがキモになっていて、一方がサーマルカメラ、他方が通常のカメラになっているのです。同社の持つMSXTechnorogyによって、通常カメラから抽出された輪郭とサーマルカメラで撮影された画像を重ねる事で、従来よりもはっきりとした画像を得られる様です。撮影温度範囲は0℃〜100℃、撮影した画像はカメラロールに記録されますので、クラウドで共有する事も、再利用も可能です。内蔵されたバッテリの容量は1400mAhで、iPhone5内蔵バッテリとほぼ同等です。このバッテリはカメラ運用にも用いられますが、iPhoneの非常用電源としても動作する様です。iOS7搭載のiPhone5/5sに対応し、iPhone用モデルはこの春に$350以下で、Android用は今年後半に販売が予定されています。
参照:FLIR ONE™
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