土曜日, 10月 04, 2014

【KAMAN】輸送用ヘリのUAV化は進んでいます

S-97で思い出したのですが、同じ主ローターを2基搭載したヘリコプターにKAMAN社のK-1200があります。コレは日本でも販売されていたりするのですが、外部吊り下げ式の物資輸送に特化したタイプのヘリコプターでして、対戦車ヘリ並みに幅の狭い機体は操縦者の左右の視界を確保するためだそうです。そのため、窓が大きく張り出す形式になっています。ちなみに、外部懸架可能な貨物は最大で2.7tにも達し、コレを利用して火災の消火のために用いられたりしているそうです。主ローターを上下に配置したS-97とは違い、左右に配置した交差反転式双ローター方式を採用しており、部分的に重なる様に回転します。そのため、テールローターを持たないのが特徴です。民間用途向けの機体だったのですが、交差反転式双ローター方式と言う特殊な方式に伴う操縦の安定性と効率の高さ、懸架可能な貨物の重量等から、アフガニスタン等で利用する様に無人機化が施されています。動画を見ていただくとわかるのですが、途中からパイロットが搭乗していません。なお、この機体は米軍からの正式なナンバーがでていませんから、どういう扱いになっているんだか。

参照:Unmanned Aerial Systems

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