日曜日, 4月 05, 2015

【NSF】歩行補助特化型一つ星極制…あれ?

米国NSFから、電力等を使用しない、機械式の歩行補助具についての発表がありました。カーネギーメロン大学やノースカロライナ州立大学他で開発された歩行補助具で、低価格化を目指していると言われています。従来の歩行補助具はモーターとバッテリを備えている為、多くの場合、非常に高額になっています。この資料によれば、モータライズの補助具が$40000〜$80000にたいして、この補助具は数百ドルから数千ドルと程度になるとの事。この歩行補助具ではバネとクラッチによって動作する為、モータライズに必要な動力がないのが特徴です。そのため、小型軽量化と低価格化の両方が同時に行える事になります。この技術のキモは膝裏下にあるクラッチで、アキレス腱付近にあるスプリングと連動する事で、足の負荷を軽減する事が出来ます。もちろん、足切断等のケースでは通用しませんが、脳卒中に伴う運動障害の場合には、ある程度の負荷軽減が見込めます。未だ改良されるでしょうし、実際に外販するまでには様々な要件が重なりますが、出来ればそれらをすべてクリアして、販売に漕ぎ着けるといいなぁと思います。
参照:Researchers improve efficiency of human walking

0 件のコメント:

Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム) Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)