Kickstarterで、ユニークなiPhone用ケース「Helium Core」が資金調達に当たっています。何事かにはまった時に、必ずと言っていい程欲しいと願うのが「何でもできる機械」です。このHelium CoreはiPhone用のケースではありますが、周囲に三脚等を取り付けるネジ穴を大量に用意する事で、その需要に応えようと言うものです。iPhoneにも使われた6061-T6アルミ合金製のケースは分厚く、如何にもごつい感じです。ケース四辺には、iPhone6s用では16個、iPhone6sPlus用では17個の取り付け用ネジ穴が用意され、様々な撮影機材の取り付けが可能になっています。ビデオカメラから、マイクから、三脚、グリップ等々、およそネジ穴の合うマウンタを持つ機材ならば、取り付けし放題です。また、背面カメラ部には37mmφのレンズを取り付ける事が可能なので、これに合う望遠/広角等のレンズも取り付けられます。その代わりに犠牲になるのはサイズでして、明らかにiPhoneの数倍の厚みと、二回りどころか三回り程も大きくなる筐体サイズは、携帯性をかなり落としそうです。ただし、Lightningコネクタ等は大きく空いているので、そのまま接続も可能になっています。アイデアはユニークなんですが、需要がどれくらいあるかが不安ですね。実際、募集期間の残りが4週間を切ったところで、目標金額の6割程と言ったところなので、商品化に付いては微妙なところです。
参照:Helium Core - The Basic Building Block for iPhoneography
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