土曜日, 5月 28, 2016

【Kickstarter】アナログキースイッチ…だと?

Kickstarterで、メカニカルキースイッチ採用のキーボード「Wooting one」が資金調達に当たっています。最大の特徴は、キースイッチにFlaretech optical switchを搭載しているのが特徴で、打鍵耐久性に至っては一億回を実現しています。キースイッチそのものやキートップの交換等も可能ですし、キーボードバックライトも用意されていますので、普通のゲーミングキーボードとして十分に使用できます。そのまま使っても高耐久性のメカニカルキーボードとして機能しますが、このキースイッチのもう一つの特徴は、押し込んだ度合いを図る事が出来る、いわばアナログ的なキースイッチだとい事です。ゲーム機をお持ちの方ならば、コントローラにあるデジタル4方向/8方向のジョイパッドが従来のキースイッチとして考えて良く、あるところでキーが押されたと判断されます。このキースイッチはアナログジョイスティックの様に、どのくらい押し込まれたかを図ることができます。これを応用すると、例えばどのくらい押し込んだら反応するかを調整することができます。最大ストロークは4mmですが、反応領域は2mm~4mmとなっており、この間で変更する事ができます。また、ゲームソフト側で対応ができれば、非常に柔軟性の高いゲームにすることも可能で、従来は押し込む時間で図っていた強弱を、押し込む長さでより細かな調整を行なうことが可能になります。この辺りは、ゲームの対応次第な部分が大きいのですが、募集期間を3週間半程残した時点で、目標金額の2倍以上の集金額になっているところからは、かなり期待されていることがわかります。実際にはメジャーなアプリが対応してくれないことには、普及も難しいでしょうけど。

参照:The Analog mechanical keyboard for precise movement in Games

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