Sonnet Tech.社から、低価格なThunderbolt3接続の外付けグラフィックボード用ケース「eGFX Breakaway Box」が販売されています。同種の製品は割りと発表されてはいたのですが、ネックになるのはその価格。この製品では機能を限定する事で低価格を実現しており、オンラインストアでの販売価格が$299、国内では秋葉館で販売されており、そこでも39744円(税込み)と低価格なのが特徴です。機能制限は主として電源回りとスロット数で、内蔵するのはPCIe3.0対応のスロットが1基のみ。これでも、ビデオカード1枚の追加であれば問題はありませんので。物理形状はx16ですが、電気特性はx4相当となっています。電気特性はThunderbolt3の仕様によります。電源回りは、補助電源コネクタが8ピンか6ピンのもので、最大消費電力が300W程度のモノまで。取り付けられるビデオカードは割りと多そうで、公開されているだけでもRADEON RX460から580クラス、GeForce GT 1030からGTX 1080Tiクラスまでが使用可能となっています。接続はUSB-Cで、対応OSはmacOS 10.12.6以降、Windows10等となっています。USB-Cポートを経由して外部に給電が可能な様ですが、こちらはわずかに15Wなので、単独ではノートPCへの給電が行なえない状態かと。これで、MacBookProのグラフィック強化も図る事が可能になりますね。
ただし、この9月には上位モデルとして600Wの電源を内蔵し、外部給電87Wに対応した「eGFX Breakaway Box 550」がリリースされるらしいので、本命はそちらかも知れません。
参照:eGFX Breakaway Box
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