前田建設工業では、古河ロックドリル社、マック社等と共同で、山岳トンネル建設用のロボットを開発したと発表しています。ロボットとは言っても自律行動型ではなく、オペレーターが操作する重機になりますけど。用途としては限定されており、トンネル内部に取り付ける、荷重を支える支保工の建て込みを支援する重機で、支保工そのものは前面の2本のエレクターで支え、正面のアームからコンクリートを吹き付ける事で固定して行きます。このロボットを支える技術は本体となるエレクターマシンと、支保工に取り付ける測量用プリズムと後方の自動追尾型トータルステーションで構成される支保工位置ナビゲーションシステムで、画像はエレクターマシンになります。このロボットにより、施行部分直下に人が立ち入る必要がなくなるので、万が一の際の人的被害を最小限にすることができます。まぁ、このエレクターマシンが無骨で、如何にもサンダーバードのゲストメカに出て来そうな雰囲気を持っている訳です。ちょっと小さいので、支援メカ程度かも知れませんが。動いている姿が見たかったのですが、YouTube等には登録が無い様です。是非、その際にはサンダーバードの音楽を使って欲しいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿